夏に切花を長持ちさせるための考察

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夏に切花を長持ちさせるための考察。
夏は冬に比べて切花の持ちが良くないと言われます。
なぜ良くないのかを深堀りしてみました。

大まかに5点をあげまてみました。また、それぞれの対処について考えてみました。

1、夏に咲かない花を咲かせている
2、蒸散が活発になり、水切れを起こしやすい
3、植物が蒸れやすい
4、水にバクテリアが発生しやすい
5、カビが発生しやすい

切花を長持ちさせる薬剤の画像

1、夏に咲く花を選ぶ

2、蒸散は主に葉にある気孔で起きています。気孔は水分を調整していて、
余分な水分を排出したり、逆に水分を吸収します。夏は蒸散が活発になるので、
葉にスプレーをすることで水分の吸収を補うことができ、長持ちさせることが出来ます。

3、植物は気温が上がると、液胞と呼ばれる細胞が崩壊して水分が流出し傷みます。
水分が流出して痛んだ状態を「蒸れた」と言うようです。
切花は涼しいところに置く事で、蒸れ(液胞の崩壊)を防ぐことができます。

4、水に含まれるバクテリアの量を調節するには、切花を生ける器を清潔に保つ必要があります。
一般的に中性洗剤とスポンジで洗浄されていると思いますが、隅には汚れが残っておりそこからバクテリアが増殖します。

隅の汚れを落とすには、泡洗剤をおすすめします。除菌成分配合の泡洗剤で落とします。
また、取れなくなってしまった隅の汚れは、
塩素系の泡漂白剤を利用してみてください。
すっきり落ちて、常に清潔な器で切花を生けることが出来ます。

きれいになった器には、きれいな水を使用することも大切です。
清潔な水道水を使い、追加でバクテリアを殺菌、除菌できる物質を利用します。
おすすめは次亜塩素酸ナトリウムが扱いやすいです。
AMAZONで顆粒になったプール用消毒剤が販売されていますので使ってみて下さい。

切花自体にもバクテリアは付着していて、植物の細胞を餌に増殖します。
特に取り付きやすい部分は切り口になります。
切り口には植物が水と栄養を吸収する維管束と言う孔があります。
ここをバクテリアが変成させ、孔が埋まると水と栄養を吸収出来なくなります。
孔が埋まらないよう、1~2日に一回は茎を1~2cmカットして下さい。
ただし、孔を潰さないように、よく切れるハサミやナイフで行いましょう。

5:カビは水分と有機物と温度で繁殖します。
有機物である痛んだ葉や茎や花は細胞壁が壊れ、カビが侵入繁殖しやすいので取り除きます。
水分が加湿にならないように風通しを良くして、エアコンなどで気温を下げます。
ただし、エアコンの風は極端に乾燥しているので、蒸散過多になり萎れてしまうので注意してください。

1-5だけでも行うことで、多少、夏でも切花は長持ちするように思います。

それでは、また。

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